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更新日:2017年3月16日

無電柱化の推進

静岡県は、無電柱化推進計画に基づき、電力・通信需要の高い市街地部を中心として事業を推進しています。特に、静岡県第二期無電柱化推進計画では、富士山周辺市町において、25箇所(整備延長8.2km)が優先合意箇所として位置付けられ、2015年度(平成27年度)末までに14箇所(整備延長3.0km)の無電柱化が完了しています。

また、富士山周辺地域における良好な景観形成のための無電柱化の推進に向けて、有識者からの助言を得つつ、関係者間で効果的な無電柱化の手法を検討し、必要に応じて調整等を行うため、2014年(平成26年)4月に静岡県無電柱化推進協議会の下に「富士山周辺地域の無電柱化推進検討部会」を設置しました。

この部会を活用して、特に無電柱化の要請の高い県道三保駒越線の沿道及び白糸ノ滝周辺地区等を対象として、良好な眺望景観を確保すべき地点及び範囲を限定することによりスポット的な整備を行うなど、効率的な手法を織り混ぜた無電柱化の取組方針を取りまとめました。

山梨県は、富士北麓地域において、2011年度(平成23年度)から2014年度(平成26年度)までの4年間で4.3kmの区間を無電柱化する目標を掲げました。これに対し、当初の目標を上回る7.5kmの区間の無電柱化が完了しました。

国土交通省では、富士山北麓地域において、2013年度(平成23年度)から2014年度(平成24年度)にかけて7.2kmの区間の無電柱化の事業を決定し、現在設計及び工事を進めています。

また、国道138号の拡幅区間についても、無電柱化を行うために関係機関と調整を図っています。

【整備事例:都市計画道路本市場大渕線(富士市)】

<整備前>

無電柱化_整備前

<整備後>

無電柱化_整備後